受注から入金までを一つの流れで管理
複数品種、複数の送り先、箱数、発送状況を個別に扱いながら、一回の受注としてまとめて確認できます。価格や送料を条件から計算し、発送・請求・入金の進み具合も自動的に整理します。前年実績から作る仮注文は、確定するまで通常の請求や集計から分離されます。
梨農園の販売サイトと、農園内で使う宅配管理システム

概要
ここで紹介する「梨屋さん公式サイト」は、お客様がインターネット上で閲覧する公開ウェブサイトです。福岡県久留米市の梨農園の魅力発信から、品種・価格・送料・見積もり・注文方法の案内までを一つにまとめています。後半で紹介する農園内の宅配管理システムとは、利用者も目的も異なる別の仕組みです。
品種紹介では、収穫時期・特徴・平均糖度・青梨/赤梨の違いを写真付きで掲載し、品種ごとの旬をチャートで視覚化。価格表や送料表は、品種・箱の大きさ・用途・配送地域・クール便の条件と連動しており、見積もりシミュレーターでは、選択内容に応じた商品代・送料・クール便料金・合計金額をその場で確認できます。
注文ページでは、電話・FAX・メールによる注文方法を分かりやすく案内し、メール本文のコピー機能やExcel注文用紙のダウンロードにも対応。販売品種ごとの「受付中」「一時停止」「受付開始前」「受付終了」といった状況も、価格表・見積もり・注文ページへ横断的に反映されます。
公開ウェブサイトの掲載内容は、農園側が専用の更新画面から変更できます。品種、価格、送料、営業日、ニュース、写真、予約受付状況などをコードに触れず更新でき、季節や販売状況の変化をサイトへ反映できます。この更新画面は公開サイトの運営に使うもので、受注・発送・請求・入金を扱う宅配管理システムとは分けて設計しています。
営業カレンダー、地図・連絡先、決済方法、ニュース配信、Facebook連携、写真ギャラリー、サイト内検索なども備えています。スマートフォンでの見やすさや画像の表示速度、検索結果で内容が伝わりやすい設定、アクセス状況の確認にも対応しています。
公開サイトを見る公開ウェブサイトの成果
Google Search Consoleで確認した時点では、「久留米 梨」などの検索で平均掲載順位1位前後でした。
農園名だけでなく、地域名や梨に関心のある検索からも、公式サイトへたどり着けるよう情報を整理しました。
品種・価格・送料・予約状況を、季節や受付状況に合わせて農園側で変更できます。
価格確認、送料確認、見積もり、注文方法までを一つの流れで確認できる導線にしました。
掲載している検索・アクセス状況は、Google AnalyticsとGoogle Search Consoleのレポートをもとに確認したものです。検索順位は時期や検索条件によって変動し、売上や注文数への直接的な効果を示すものではありません。
機能の多さではなく、梨農家特有の宅配業務を理解し、注文受付から送り状印刷、発送、請求、入金確認までを間違えにくく管理できる仕組みへ落とし込んだ事例です。

「梨屋さん宅配管理システム」は、梨農家の直売・発送業務を支えるために開発しました。一般的な顧客管理ソフトを導入したのではなく、顧客台帳、受注、送り先、商品・価格、送料、送り状、請求、入金、集計まで、宅配業務に必要な情報を一つの流れで管理できるようにまとめています。
同じ注文主から複数の品種を受け付け、複数の住所へ発送する。送り主やお届け先の名義だけを変更する。年度や地域によって価格・送料・クール便の条件が変わる。発送と持ち帰りが混在する。こうした一般的な通販システムでは扱いにくい例外も、現場の流れを崩さず管理できるように設計しています。
送り状と請求書の件数は、宅配管理システムの運用記録をもとにした累計の概数です。
複数品種、複数の送り先、箱数、発送状況を個別に扱いながら、一回の受注としてまとめて確認できます。価格や送料を条件から計算し、発送・請求・入金の進み具合も自動的に整理します。前年実績から作る仮注文は、確定するまで通常の請求や集計から分離されます。
ヤマト運輸・佐川急便の送り状、請求書、封筒ラベル、名簿、集計表を作成できます。複写伝票の実寸や文字位置、印刷倍率まで調整し、同梱条件や箱数上限を確認。印刷回数と最終印刷日時も記録し、繁忙期の重複印刷を防ぎます。
注文や請求書を取り消しても履歴を残し、取消済みデータは送料計算・請求・集計などから一貫して除外します。発行済み請求書は当時の内容を保存。保存忘れ、二重送信、重複注文、送り状の再印刷、年度設定の不足なども事前に警告します。
氏名からのふりがな補完、郵便番号からの住所入力、住所からの配送地域判定、類似顧客の確認に対応。個人名、法人名、役職、家族名義など、日本の送り状や請求書に必要な複雑な宛名も扱えます。画面の配色や文字の大きさも利用者に合わせて調整できます。
ここからは、個人情報を扱う本番システムとしての構成、セキュリティ、テストについて、技術面に関心のある方向けにまとめています。
2026年7月時点。継続開発中のため、数値は今後変動します。